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今回は、中央区立福祉センター内に設置されている中央区基幹相談支援センターを訪問してお話を伺ってきた模様をお伝えします。

基幹相談支援センターでは、障害を抱えた当事者の方・家族から寄せられる相談支援を行うため、地域の様々な専門機関と連携を行っていますが、平成28年4月1日に障害者差別解消法がスタートしたことにより、地域の一般企業・お店の事業者・住民などからの相談に応える機会も増えてきています。

●基幹相談支援センターは中央区保健所と併設された中央区立福祉センター内にあります

●基幹相談支援センターは中央区保健所と併設された中央区立福祉センター内にあります

 


 

□ご協力頂いた方
【中央区基幹相談支援センター】
〇管理者 渡辺 美恵子 様
●所在:東京都中央区明石町12-1 中央区立福祉センター2階
●訪問日:平成30年10月5日(金)

■基幹相談支援センターの役割とは?
基幹相談支援センターとは、障害者総合支援法で規定され、時代のニーズの変化に伴って、障害に関する相談が多様化している現状に対応すべく創られた「地域の専門的な相談支援の拠点」です。

現在、障害者の生活を支援する法律として施行されている障害者総合支援法は(それまで運用されていた障害者自立支援法を修正)平成25年4月1日から施行されました。
これに伴い各市町村では、地域の実情に沿って、地域におけるこれまでの相談支援体制の質を高めるために、基幹相談支援センターを整備してきました。

中央区では、基幹相談支援センターを平成26年10月1日に中央区立福祉センター2階事務室内にて開設しました。
中央区保健医療福祉計画2015(保健・医療・福祉分野における平成27年度から平成36年度までの10か年の行動計画)では、基幹相談支援センターの役割と重要性を次の通り述べています。

「相談支援の中核となる基幹相談支援センターが、障害の種別や年齢に関わらない幅広い相談をワンストップで対応するとともに、相談事業者間のネットワークの構築、さらには、精神障害者地域生活支援センターや子ども発達支援センターと連携した相談機能を整備することによって多様なニーズに対応した相談支援機能の強化し、障害のある方一人ひとりのニーズに基づいたサービスを提供していくことが重要です。」

●基幹相談支援センターの概要
○事業開始日:平成26年10月1日
○実施場所:中央区立福祉センター2階事務室内
○相談日:月曜日から金曜日
(土曜・日曜・祝日・年末年始(12月29日~1月3日は除く))
○相談・利用時間:午前9時から午後6時
○利用方法:原則電話・来所での相談に応対(その他ケースは応相談)
○利用料金:無料
○運営主体:社会福祉法人東京都手をつなぐ育成会(委託運営)

■基幹相談支援センターの事業内容
基幹相談支援センターの主な事業は次の通りです。

・総合的、専門的な相談支援
障害の種別、年齢にかかわらず、障害のある方やその家族からの相談をお受けし、必要な助言、情報提供などの支援を行います。
・権利擁護
中央区社会福祉協議会「ステップ中央」と連携しながら、成年後見制度の利用のために必要な支援を行います。
・虐待防止
障害のある方への虐待に関する通報、届出を受け付けて、区障害者福祉課へ報告を行います。
・相談支援体制の強化
区内にある相談支援事業者への助言・指導、人材育成の支援、関係機関などの連携、連絡調整などを行います。

 

●基幹相談支援センターパンフレット①

●基幹相談支援センターパンフレット①

 

●基幹相談支援センターパンフレット②

●基幹相談支援センターパンフレット②

 

【リンク】基幹相談支援センター事業案内(中央区ホームページ)

■相談内容のトレンド
●過去2年間の相談件数は3倍近く伸びている
中央区基幹相談支援センターは、平成26年10月に開設されましたが、翌年の平成27年度では相談件数が521件であったのに対し、平成29年度には1,470件となっており、2年間で約3倍近くの伸びを示しました。
これは、地道な広報活動などの成果として、センターの存在と業務内容の周知が図られた結果だと考えられます。

●障害種別では知的障害に関する相談が最も多い
基幹相談支援センターでは、障害種別を限定せず身体障害・知的障害・精神障害・難病その他に関する相談を総合的に行っていますが、中央区基幹相談支援センターでは知的障害に関する相談が最多となっています。

●最近では発達障害に関する相談が増えている
障害者総合支援法第4条では、発達障害を精神障害に含むとしていますが、中央区基幹相談支援センターで対応する案件では、ここ数年発達障害に関する相談の増加傾向が続いています。
センター職員の皆さんも、相談支援事業所の方々と発達障害に関する理解と技術の習得のため、TOSCA(東京都発達障害者支援センター:東京都からの委託を受けて社会福祉法人嬉泉が運営)から講師を迎え研修会を開催しました。

■基幹相談支援センターとして感じている「課題」と「今後の展望」
●「周知活動のフェーズ」から「地域で協働するフェーズ」への展開
中央区基幹相談支援センターの開設から丸4年が経過したばかりですが、スタート当初は、制度やサービスの周知活動に力を入れており、その結果様々な関係機関との連携ができる様になり、区民への周知もできはじめています。
これからは、障害のある方の地域での生活を支えるためにより一層関係機関との地域連携を密にしていきたいと考えています。

●専門職の人材不足と求められるスキルの向上
国内では福祉系に限らず、他のサービス業などの産業界全体で人材不足の声が高まっています。
基幹相談支援センターでは、相談支援に適した人材(専門知識と実績+対人コミュニケーション技術の双方を持ち得た人材)が必要となるため、人的資源の確保の課題を常に抱えています。また、地域ニーズの変化に伴い、職員に求められるスキルも多様化・高度化しており、継続した技術研鑽も必要となっています。
その一環として、障害福祉・高齢福祉分野の専門職員間の相互勉強会もスタートさせています。

●グループホーム連絡会の継続と発展
昨年から、中央区基幹相談支援センターが中心となって地域におけるグループホーム連絡会を発足させました。ここでは、中央区内でグループホーム(障害者総合支援法で規定された共同生活援助)を運営する事業所が集い、情報連携などの交流を行っています。
初年度の昨年は、ネットワーキングや会の立上げに時間を費やしましたが、今年からは、具体的な情報連携などに力を入れており、入居ニーズと空き室のマッチングが成立するなどの実績も出てきています。
今後も、実務的な情報連携や事例の共有など連携と協働を深めていく予定です。

●障害者差別解消法の周知パンフレット/中央区①

●障害者差別解消法の周知パンフレット/中央区①

 

●障害者差別解消法の周知パンフレット/中央区②

●障害者差別解消法の周知パンフレット/中央区②

 

●障害者虐待防止法の周知パンフレット/中央区①

●障害者虐待防止法の周知パンフレット/中央区①

 

●障害者虐待防止法の周知パンフレット/中央区②

●障害者虐待防止法の周知パンフレット/中央区②

 

みんなで「働きやすく、住みやすい、誰でも笑顔になれる中央区」にしませんか?

 

(文責:広報公益委員会)

2019.03.14

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